④【出産編】無痛分娩〜出産前に風邪をひくと地獄をみる編~

出産
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こんにちは、まむです。

初めましての方は良かったら”無痛分娩①”から見てくださいね。

ついに出産をむかえます・・・!

無痛分娩から緊急帝王切開に変わり分娩室へ入ります。

  • 出産前からひいていた風邪はどう作用する?
  • バースプランは不可能なのか?

リアリティ重視のため生々しい表現もあるかと思いますがご承知ください(汗)

それではどうぞ!

 

緊急帝王切開

16:00 分娩室へ

準備ができたようで迎えに来てくれた。下半身が麻酔で動かないためDrに抱きつき、お姫様抱っこのように抱えられながら分娩室へ入った。

Drからの提案です。本当は車椅子だけど記念におぶってあげるよ、どっちがいい?と選択肢を与えてくれました。

 

私「じゃ、産んでくるね」

分娩室まで心配そうに見守ってくれた夫に伝え、笑顔で送られた。

分娩室へ入り扉が閉まる、手術台の上に乗せられる。

手術の宣告から気丈にふるまっていたが、分娩室に入った途端に我慢していた恐怖と後悔が襲ってきた。

どうなっちゃうんだろう、なんで帝王切開することになったんだろう、私が妊娠中に食べ過ぎたせいかな、マタニティヨガを真面目にやらなかったせいかな。

とぐるぐる頭の中がいっぱいになって、処理できず泣いてしまった。

隣にいてくれているスタッフからティッシュを貰えるが足りない、1枚ずつもらうのを3回ほど繰り返した後私がいつでも自由にとれるようにティッシュ箱を顔の横に置いてくれた。

処置としては身体の固定、背中の点滴(硬膜外麻酔)、左腕の点滴をどうにかしていたが自分のことで必死で何をしていたかは正直分からない。

左手は針が固定され動かせないため右手で必死に涙を拭った。涙が出ると風邪の鼻水もいっぱい出てくる、泣いているため鼻水をすすってしまい口鼻漏となり痰として出る。目鼻口から出る排泄物を拭ったティッシュ玉をいっぱい台の上に作っていった。しまいには台の上に置かなくなり、下に落としてくださいと指示があって落としていった。

途中、不安を察してくれたスタッフが左手を握ってくれて冷静になれた。嬉しかった。

下はお腹についたてがあり見えないようになっている。下半身は相変わらず何も感じないので、何されているかが分からない。

剃毛をすることは聞いている。分娩室に10人以上のスタッフがいるのが今更ながら恥ずかしくなってきた。会話では不穏なことは聞こえない、恥ずかしさをこらえ安心して目鼻口の排泄物を自己処理していた。

 

16:20 手術開始

体感20分くらいした頃だった。

Dr「今から切りますね」

 

ついに会える!長かったようで短かったなぁ。

 

感傷に浸っていた。

涙がやっと落ち着いたことで鼻水も止まりはじめた。ティッシュを鼻に詰めて取ってティッシュ玉作ってを繰り返していた。

16:38 出産

体感10分くらいした頃。

少しざわめきが起きた後、産声が聞こえた。

Dr「元気な男の子ですよ〜。おめでとうございます」

弱々しい産声の先には赤黒い小さい生き物がいた。

すごく、くっしゃくしゃ。しわくちゃだ。

第一印象はこれだった。

猿とは聞いているが猿ではない。羊水の中にいたから仕方ないのかな??しかも頭がとんがっている!すごくとんがっている!

Dr「触っても大丈夫ですよ」

差し出してくれた小さな手に人差し指を乗せるとギュッと握ってくれた。可愛い~!!!

すぐに引き取られ、清拭、体重測定、同じリストバンドを装着された。その工程を目で追っていった。

ついに会えた!可愛い子!本当に私は産んだんだ、やり遂げたんだ!

 

16:38 第一子出産(57.5cm、3020g)

 

この気持ちは何だろう。気持ちの整理がつかないが、歓喜のあまり涙が出てきた。嬉しすぎて号泣。そしてまた鼻水に襲われた案の定、それが口鼻漏となり痰となる

何個かティッシュ玉を作ったところで箱からティッシュが無くなった。

私「ティッシュがないです!ティッシュ!」

え?!と言いティッシュを取りにどこかへ駆けていくスタッフ。予備はこの部屋にはないようだ。想定外の量のティッシュを使ってしまいすみません。

 

鼻水が出ちゃうため、すすって口鼻漏にしていたが、今度は痰が気道を塞ぐ。苦しい!

「息ができません!」と言ったつもりだが痰が邪魔でうまく喋れない。

聞き取れてはいない様子なので、今度は首に右手を当てて「苦しい、苦しい」と言ってみた。

今度は伝わったようで

Dr「酸素は?」

スタッフ「・・・100%です!」

ここでいう酸素は血中酸素飽和度(SpO2)のこと。正常人は96%以上とされる。100%というのはつまり、正常で全く問題ないということ。

 

冷静な2人の会話に焦る。

(え?!100%?!そんなわけないよ、私苦しいもん!息できないよ!死んじゃう?!こんなところで死ねないよ、せっかく会えたよ!抱っこもしてないよ!?)

上半身をバタつかせてどうにかして必死で訴える。すると目の前が真っ暗になり気を失った

17:30 手術終了

目覚めると白い天井が見えた。まだ分娩台の上にいた。どれくらい経ってたんだろう、私に気づいたDrが来てくれて尋ねるとあれから1時間以上経っているそうだ。

私「寝ちゃってすみません」

Dr「気にしないでね。パニック起こしてたから麻酔で寝てもらっていたのよ。」

・・・あ、、、私、寝かされたんですね。

スタッフが横に来てくれて、これを見てくださいとデジカメのデータを見せてくれた。

そこには出産の写真があった。髪がボサボサ、鼻水タラタラ、号泣姿の私とくしゃくしゃ息子が写っている。ひどい顔で対面しちゃってたんだなと後悔しつつ、写真を進めていく。すると笑顔の夫と抱かれて寝ている息子が写っていた。

よかった。バースプランは1つだったが達成した。緊急手術になり全て諦めていただけに嬉しかった。

 

設定していたバースプラン

  1. 赤ちゃんの最初の抱っこは主人からにしてほしい。
  2. 出産のとき可能なら主人に手を握っていてほしい。
  3. 産まれた後すぐに3人で写真を撮りたい。
  4. へその緒を主人に触らせたい、可能なら切らせたい。

 

出産後のエピソード

出産までお付き合いいただき、ありがとうございました。

風邪のせいで出産時も悲惨でしたが、帝王切開の手術後は輪にかけて壮絶悶絶必死です。

頭がとんがっている理由、帝王切開になった理由はまた次回。

無痛分娩⑤へ。ではでは。